実行委員長 中西淳子

ご挨拶
今回、昔から文化度の高い街として全国に知れ渡った「芦屋」にふさわしい本格的な音楽コンクールを、芦屋市、芦屋市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会のご後援を得て、有志で立ち上げることにいたしました。
参加応募してくださるお一人、お一人に芦屋ブランドの誉れを印し、将来、
この地から世界に羽ばたく音楽家を輩出していきたいと念じています。
第1回の今年はピアノ部門だけの開催となりますが、今後、年を追うごとに部門を広げ、将来的には世界に向けてのコンクールに育てて行きたいと考えています。
一人でも多く参加応募してくださいますよう期待しています。
実行委員会委員長 中西淳子
(The Music Center Japan代表)
審査委員長 黒川 浩

ご挨拶
芦屋音楽コンクールへようこそ!
芸術は歴史上の様々な困難に常に寄り添い継続されてきました。それは、即物的、表面的な意味ではなく、ふと気づくと、いつも人々の心に癒しと安らぎの時を与えてくれる存在として、私達に、生きる意味を問うているかのように感じられます。
先行きの見えないコロナ禍の現在、心の拠り所があるという事は、とても大切なキーワードになるのではないでしょうか。音は空気の振動であり、色や薫り、形など、その実態はありません。しかし、振動の組み合わせである音楽が、芸術となり人々の心を震わせるエネルギーを持つという事は、なんと素晴らしい事でしょうか。
芦屋音楽コンクールは、海外に開かれた地である神戸、芦屋で、音によるコミュニケーション、人と人との繋がりを大切にしたコンクールです。コンクールと言うと、競い合いをイメージしますが、アフターフォローを含め、芸術の持つ暖かみに焦点を当てたコンクールを目指しています。音楽を通しての皆様との出会いを審査員一同お待ちしております。
審査委員長 フェリス女学院大学教授・ピアニスト
黒川 浩