
黒川 浩
東京藝術大学音楽学部付属高等学校を経て東京藝術大学音楽学部を首席で卒業。 同大学院音楽研究科修了後渡独。旧西ドイツデトモルト音楽大学を最優秀の成績で卒業。帰国後日本演奏連盟主催のリサイタルを皮切りに国内はもとよりオーストラリア、ドイツ、オランダ、アメリカ、ペルー、タイ、中国他活発に演奏活動を行い現在に至る。また室内楽の分野では内外一流奏者との共演を重ね、その音楽性と安定した演奏は、高い評価を得ている。現在フェリス女学院大学音楽学部教授。フェリス音楽教室顧問。千葉ピアノコンクール、芦屋音楽コンクール審査員長、北本ピアノフェスティバル実行委員長。著書「はるかな星をめざして・芸術が僕にくれたもの」(フェリスブックス)、CD「子供の夢」(ソレイユ音楽事務所)

江口 玲
アメリカと日本の両国を拠点として世界各地でソリスト、室内楽奏者、そして伴奏者として世界中の聴衆と批評家たちを魅了している江口玲はカーネギーホール、ムジークフェライン、トーンハレ等、世界の主要演奏会場にて演奏、ドイツグラモフォン、フィリップス、NYSCLASSICS等から40枚以上のCDが出ている。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程を首席の成績で修了。現在東京藝術大学ピアノ科教授、洗足学園音楽大学大学院客員教授。東京音楽コンクール弦楽部門審査委員長。日本音楽コンクール審査員も務めた。

山上明美
東京藝術大学附属音楽高校卒業後、西独マンハイム国立音楽大学留学、演奏家国家試験を最優秀にて卒業。西独デビューリサイタル後、ドイツ各地で、帰国後は東京を主に北海道から沖縄に至る全国各地、韓国ソウルでもリサイタルを行い、日本フィル、新日本フィル、京都市響、大阪フィル、名古屋フィル、関西フィル、センチュリー、ワルシャワシンフォニア等と協演。全日本学生音楽コンクール第2位、文化放送音楽賞、ジュネーブ国際コンクールショパン賞、音楽クリティッククラブ奨励賞、大阪文化祭賞本賞をはじめ、多くのコンクール審査に於いて最優秀指導者賞を受賞。現在、神戸女学院大学名誉教授、(公財)日本ピアノ教育連盟関西支部運営委員、日本ショパン協会関西支部長。

山内鈴子
神戸女学院大学音楽学部卒、洗足学園大学音楽学部マスターコース終了。東京読売新人演奏会出演、朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団との共演にてデヴュー、佐渡裕指揮エウフォニカ管弦楽団、関西フィル、京都市交響楽団ほか、関西の主要なオーケストラと共演している。中国の蘇州人民会堂柿落 とし演奏会に出演、ウクライナフィル、ソフィアフィル(ブルガリア)と現地で共演。ヴィーン・プライナー音楽院と神戸女学院との交流コンサートを数年にわたり開催している。故東貞一、EF・ザイラー、奥村智美、故M・エッガー各氏に、ヴィーンにてA・イエンナー、故ザイドルホーファー各教授に師事。第17回音楽クリティッククラブ新人賞、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、第9回ブルーメール賞受賞。宝塚市文化功労賞受賞。現在、神戸女学院大学講師、元大阪芸術大学講師。日本演奏連盟、宝塚演奏家連盟(現会長)、日本ピアノ教育連盟、リスト協会各会員、元宝塚市文化財団評議員。また、数多くのピアノコンクール審査員を務め、指導者賞を数多く受賞している。

リヒャルト・フランク
スイス、チューリッヒ生まれ。スイス国立チューリッヒ芸術大学に学ぶ。スイス国立ピアノ教育連盟(SMPV)ディプロマ取得。その後ドイツ国立フライブルグ音楽大学大学院卒業、ジュリアード音楽院に学ぶ。ヨーロッパ各地、アメリカ合衆国、中国、東南アジアで演奏活動。作曲家フランツ・リストをライフワークとして、1987年リスト協会スイス・日本を設立。ヨーロッパ各国や日本国内のピアノ・コンクール審査員として招かれている。後進の指導も意欲的に行なっている。同志社女子大学音楽科講師、リスト協会スイス・日本会長。